ミャンマー通貨チャットが暴落、一時1米ドル=3,000Ksに

【マーケット】【社会】【経済】 2021929

 ミャンマー通貨のチャットが1米ドル=2,700Ksまで暴落したことがわかった。Radio Free Asiaが9月28日に伝えた。

 両替関係者によると、9月28日の外部レートは1米ドル=2,700Ksまでドル高チャット安が進行し、1米ドル=3,000Ksで売買が成立したケースもあったという。

 一方、ミャンマー中央銀行が発表した9月28日の推奨レートは1米ドル=1,755Ksで、民間のカンボーザ銀行は1米ドル=1,950Ks、エーヤワディ銀行は1米ドル=1,940Ksと設定した。ミャンマー中央銀行の推奨レートと外部レート(実勢レート)との乖離がさらに広がっている。

 また、国内の金相場価格は1ビス(16.5グラム)あたり222万Ksまで高騰。ミャンマー金業協会は、金の国際相場価格と比較すると、180万Ksが妥当であり、異常に高騰していることを警告している。

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