バングラデシュ国境の警備隊、101人が新型コロナに感染
【新型コロナ】【社会】
2021 年 7 月 02 日
ラカイン州マウンドー郡のバングラデシュ国境に配置された国境警備隊の隊員やその家族101人が、新型コロナウイルスに感染していることがわかった。マウンドー国立病院のネ・ケーティー・サン医師が発表したもの。Radio Free Asiaが7月1日に伝えた。
発表によると、国境警備隊の隊員やその家族は6月29日にヤンゴンやネピドーなどから派遣されたばかりで、隊員の多くは中国製のワクチンを接種していたという。
ネ・ケーティー・サン医師は「一部の隊員から食事しても味覚がなくなったとの申し出があり、検査をしたところ新型コロナウイルスに感染していた。濃厚接触者を対象に検査したところ、昨日(6月30日)10人、本日(7月1日)91人の感染者が確認された。さらに200人を検査している」と話した。
バングラデシュ国境のブーディータウン郡においても国境警備隊の隊員2人が感染していることがわかった。
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