ミャンマーの人々を応援する有志の会、日本政府に緊急声明

【国際】【政治】 2021602

 ミャンマー国軍がクーデターにより全権を掌握してから4か月となる6月1日、音楽家の坂本龍一さんら各分野の著名人67名が賛同するミャンマーの人々を応援する有志の会が開催され、「ミャンマーの人びとに寄りそう ―いのちと平和と民主主義のために―」と題した緊急声明を発表した。

 賛同人を代表し、音楽評論家の湯川れい子さんや作家の落合恵子さんが衆議院第2議員会館で記者会見を行い「ミャンマーの国民が自由を求めて立ち上がった今、日本を始め国際社会が手を差し伸べるべきだ」とし、日本政府や企業も賛同するよう訴えた。

 声明では「ミャンマー国軍によるクーデターから4か月経った今、一般市民の犠牲はますます増えている」と指摘、国軍と太いパイプを持つとされる日本政府に対し、国軍の蛮行をやめさせ、ミャンマーが民主主義への道を再び回復するための実効性がある支援策をただちに講じるよう迫った。

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