北角氏の解放、笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表からの強い申し入れで実現

【国際】【政治】 2021514

 ミャンマー国軍系テレビが13日に明らかにした北角氏の釈放は、日本財団会長の笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表からの軍事政権側への強い申し入れにより実現したことが分かった。国営新聞チェーモンが5月14日に伝えたもの。

 北角氏はクーデター以降、民主化勢力の立場から軍事政権に対する抗議デモの様子をSNSを通じて情報発信していたが、軍事政権側から「虚偽のニュース」を拡散したとして4月18日に逮捕され、ヤンゴン市郊外インセイン刑務所に収容されていた。

 軍事政権側は国営新聞を通じて「北角氏はCDM(市民不服従運動)や騒乱を助長する行為を行うなどの法律違反を犯したが、ミャンマー国民和解担当日本政府笹川代表からの要請を受け、これまでの笹川代表と日本との友好関係や、今後の関係を考え釈放することとした」と発表した。

 北角氏は刑法第505条(国軍不敬罪)や入国管理法違反などで起訴されていたが、全て取り下げられ国外退去処分になる見通し。すでにインセイン刑務所から移送されており、早ければ5月14日の全日空機でミャンマーを出国する。

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