軍事政権が人民防衛隊などをテロ組織と認定

【政治】 2021510

 ミャンマー軍事政権は8日、連邦議会代表委員会(CRPH)と国民統一政府(NUG)に加えて、人民防衛隊(People Defense Force)などをテロ組織と認定したことがわかった。テロ撲滅中央委員会が国家統治評議会の承認に基づき発表した。国営新聞Myanma Alinnが5月9日に伝えたもので、反国軍勢力を封じ、民主派への圧力を強めるのが狙いとみられる。

 発表によると、CRPHとNUGは既に非合法組織として認定されているが、彼らは政府機能を麻痺させるためにCDM(市民不服従運動)を扇動し、ミャンマー各地で爆発物を爆発させ、さらに人民防衛隊(People Defense Force)なるテロ軍隊を組織している。これらの行為はテロ撲滅防止法に違反しているため、CRPH、NUG、および人民防衛隊とその傘下のすべての団体をテロ組織として認定した。

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