コロナワクチン接種後の帰宅中に発砲を受け1人が死亡

【社会】 2021506

 マンダレー市内で5日、コロナワクチンを接種後の帰宅中に警察隊が発砲した銃弾を受け、1人が死亡し、1人が重体となっていることがわかった。Radio Free Asiaが5月5日に伝えた。

 目撃者の証言によると、マンダレー市内の労働者病院でコロナワクチンを接種した男女のカップルが病院から出た際、三本指を立てて軍事政権に抗議するバイクに乗った一団が通過したところ、警察隊が4発発砲。この発砲で女性の頭部に命中し即死、男性は重体となっている。

 あるボランティア団体の責任者は「被害者はいずれも中国系のミャンマー人。女性は銃弾が目から脳に達しており、男性はあごに命中している」とコメントした。

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