ミャンマーの燃料価格が3か月で約30%高騰

【社会】【経済】 2021429

 地元のガソリンスタンドによると、ガソリン価格が1リットルあたり250Ks~300Ks(およそ17円~20円)前後高騰化し、全体的に約30%上昇しているという。4月28日にEleven Mediaが報じたもの。

 MPTA(Myanmar Petroleum Trade Association)の2月3日の価格に対し、4月27日は軽油が1リットルあたり660Ks(46円)から920Ks(64円)に、プレミアム軽油が670Ks(47円)→930Ks(65円)、ガソリン(オクタン価92)が620Ks(43円)→920Ks(64円)、プレミアムガソリン(オクタン価95)が750Ks(52円)→1005Ks(70円)とそれぞれ25%~32%の値上がりとなった。

 商業省の担当者によると、ミャンマーは年間約600万トンの燃料を輸入しており、2020年度(2020年10月1日開始)の当初1か月半で約45万トンの燃料を輸入、総額は1億6千万ドル(およそ173億円)以上となる。しかし、前年同時期と比較し、1億8千万ドル(およそ195億円)以上減少したという。

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