カレン民族同盟(KNU)がタイ国境付近の国軍拠点を制圧

【政治】【社会】 2021428

 カレン通信社(KIC)によると、カレン平和評議会(KNU/KNLA-PC)の第5旅団がタイとの国境を接するサルウィン川付近の国軍基地を制圧したことがわかった。Radio Free Asiaが4月27日に伝えた。

 KICによると、KNU/KNLA-PC軍は、27日4時30分に国軍の拠点を攻撃し、1時間以内にキャンプ全体を占領したという。地元住民は「7人の国軍兵士が岸から逃げているのを見た。武器も残されている」と語った。

 KNUは3月下旬にも国軍の拠点を攻撃、国軍は報復としてKNUの支配地域を空爆している。

KNU/KNLA-PC軍が制圧した国軍の拠点

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