国立病院の医師19人が指名手配、国軍不敬罪により

【政治】 2021415

 国立病院に勤める医師19人が国軍不敬罪により指名手配されたことがわかった。Radio Free Asiaが4月14日に伝えた。

 軍事政権の発表によると、指名手配されたのはネピドー市内ザブティリ国立病院のノー・マー・テイー医師、ミ・ミ・セイン医師、アウン・チョー・トゥ医師、ネピドー市内レーウェー国立病院のイ・ジン・ニエイン医師、タッコン国立病院のテッ・リン医師、ピンマナ僧侶病院のライン・モ・モ・トゥ医師など19人。

 ザブティリ国立病院は弾圧による最初の犠牲者である女子学生ミャ・トゥエ・トゥエ・カインさん(20)が搬送された病院で、軍事政権側から出された軍病院に移送する命令を拒否したことでも知られている。

 軍事政権は、これまでに芸能人関係者などの著名人120人を刑法505条の国軍不敬罪で指名手配している。

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