ミャンマー国鉄に国軍と警察隊が突入、職員900人以上が避難

【政治】【社会】 2021311

 3月10日、ヤンゴン市内ミンガラータウンニュン郡区に位置するミャンマー国鉄マラゴン機関区の敷地に、警察隊と国軍兵士100人以上が包囲・突入し、CDM(市民不服従運動)に参加している幹部職員17人を逮捕・連行した。Radio Free Asiaが3月10日に伝えた。

 同敷地内にはミャンマー国鉄に勤めるエンジニアや運転士など900人とその家族が住んでいたが、危険を避けるために安全な場所に避難したという。

 国軍と警察隊が家宅捜索した際に、CDMを支援する団体から贈られたコメなどの支援物資が持ち出された。ミャンマー国鉄の職員らは「逮捕された17人が解放されるまでCDMを継続する」とコメント。避難した多くの家族は住居がなく、困難に直面している。

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