ミャンマー産トウモロコシ、中国向けに2か月で7万トンを輸出

【ローカル】【経済】 20201218

 2020年度の2か月で、中国向けにミャンマー産トウモロコシを7万トン輸出したことがわかった。ミャンマー・トウモロコシ生産・販売業協会が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 これによると、中国側で天候不順が続きトウモロコシの作柄が不作だったため中国からの需要が急増し、10月1日から11月末までの2か月間でミャンマー・中国国境ムセから中国向けに大量のトウモロコシが輸出されているという。ミャンマー・トウモロコシ生産・販売業協会のミン・カイン会長は「予期していなかった中国からの需要拡大により2か月で7万トン輸出できたが、需要がなくなると注文もなくなる。市場が安定していないのが問題だ」とコメントした。

 ミャンマーにおけるトウモロコシの生産量は年間280万トンで、昨年はタイ向けに150万トンが輸出された一方、中国市場は雲南省政府の取り締まり強化により低調だった。ミャンマー国内のトウモロコシの卸売価格は1トンあたり27万Ks。

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