マレーシアのペトロナスがミャンマーにLNGを供給
【社会】【経済】
2020 年 6 月 18 日
マレーシアのペトロナス社がミャンマーへの液化天然ガス(LNG)供給を開始したと発表した。7Day Dailyが伝えた。
ミャンマー政府は2020年の暑季(3月から5月)の電力不足を解消するため、2019年6月に国内の電力供給を1,040MW増強すると発表していた。そのうち900MWを液化天然ガス燃料の火力発電所により賄うとしており、国際入札の結果、香港系のV-POWERがチャウピュー:150MW、タンリン:350MW、タケタ:400MWの液化天然ガス発電所を建設することが決定し、
5月にLNG船の第1便がヤンゴン港に到着し、ペトロナスはV-POWERに対して初めて液化天然ガスを供給した。発表によると、5月、6月に1億9千万リットルが供給されるという。ミャンマーにとって、LNGの輸入は史上初めて。マレーシア・ペトロナス社のアブドゥル・アジズ・オスマン取締役は「ミャンマー向けの初めてのLNGを無事にV-POWERに引き渡すことができた。東南アジアのエネルギー史上で新たな1ページを切り開いた」とコメントした。
前の記事 : 学生組織が与党NLDに対して政党旗の変更を要求