マヤンゴン郡区、6月15日に自宅待機措置を解除

【政治】【新型コロナ】【社会】 2020617

 ミャンマーの保健・スポーツ省は、15日午後4時から、ヤンゴン管区のマヤンゴン郡区を新型コロナウイルス感染拡大防止のための「自宅待機地域」から除外すると発表した。これまで同郡区で実施されていた外出に関する各種制限は撤廃される。なお、インセイン地区への制限は継続される。

 保健・スポーツ省は、新型コロナウイルスの感染拡大を効果的に抑制するために4月18日からヤンゴン管区の7地区に対して下記の規定を発出。通達に従わなかった場合は感染症予防管理法に則って法的措置をとるとしていた。
(1)政府、政府関係機関、企業、工場での業務のために通勤する者を除き自宅待機。
(2)必要な物資の購入の際は、1世帯につき1人のみ外出する。
(3)病院やクリニックに行く際は、1世帯につき2人のみ外出する。
(4)外出する際はマスクを着用する。
(5)通勤する者を送迎する車両と通行許可を受けた車両のみ区外に移動することができる。
(6)区内区内における車両での買い物の際は運転手他1人のみ、車両で病院・クリニックに行く際は運転手他2人のみ乗車することができる。

 上記(2)(3)(6)の人数規定を超える場合や緊急事態で外出する場合は、区の行政局に連絡し許可を得なければならない。また、区の行政局は、通勤以外は区外への移動を許可しないとしている。

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