ミャンマー教育省、小中高の6月授業開始を断念

【社会】 2020522

 ミャンマー教育省は、小中高普通教育課程の開始時期を例年通り6月1日としていたが、7月以降に延期する方向で調整していることがわかった。初等教育課のティン・マウン・ウイン副総局長が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 ティン・マウン・ウイン副総局長は「新型コロナウイルスの感染を防止するため、6月1日の授業開始は困難となった。早くて7月1日以降になるだろう。スー・チー国家顧問がトップのCOVID-19感染症対策国家委員会が決定してから、学校再開まで最低45日は必要となるからだ」とコメントした。

 現在、ミャンマー全国の6,000か所以上の学校施設が新型コロナウイルス感染防止のための隔離・待機施設として指定されており、6月15日まで使用されることが決定している。

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