スー・チー国家顧問、6月から小中高の新学期開始を示唆

【社会】 2020521

 アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は、5月12日に行われたオンライン会議において、6月1日から開始される普通教育課程の授業に関して予定通り開始することを示唆した。7Day Dailyが伝えた。

 スー・チー国家顧問は「新型コロナウイルスを予防するワクチンが開発されるまで待っていられない。小中高の普通教育課程の授業は開始するしかない。ミャンマーの普通教育では教室で生徒たちが”密”の状態になるため、クラスを増やして人数を分散させるか、2部制にするなどの方法を考えたい」とコメントした。

 ミャンマーの普通教育課程は例年6月1日から開始され、5月中旬から新入生の登録受付が開始される。2月末までに在校生の期末試験が終了したが、採点の途中で学校が休校になったため、進級の合格発表も現在まで行われていない。

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