スー・チーの従兄弟セイン・ウィン氏死去、NUGが哀悼声明
【政治】
2026 年 2 月 09 日
ミャンマー民主派の元亡命政府「ビルマ連邦国民連合政府(NCGUB)」で首相を務めたセイン・ウィン氏が2月6日午前(現地時間)、療養先の米メリーランド州ベセスダの病院で死去した。82歳だった。ミャンマーの独立の父であるアウン・サン将軍の甥にあたり、長年にわたって国外から軍事独裁への抗争を主導した。
民主派の国民統一政府(NUG)は7日、「ミャンマーの民主化闘争にとって計り知れない損失だ」とする哀悼声明を発表し、その志を継ぎ、独裁体制打倒と連邦民主主義の実現に向けて引き続き全力で取り組むと表明した。
セイン・ウィン氏は、1943年にミャンマー中部のマグウェ管区タウンインジーで生まれた。ドイツのハンブルク大学で数学博士号を取得した学者としての顔も持つ。1990年の総選挙で初当選したが、当時の軍政は政権移譲を拒否。弾圧を逃れてタイ国境の解放区へ逃れ、同年12月にNCGUBを組織して首相に就任。長年にわたり、国際社会に向けてミャンマー民主化の正当性を訴え続けた。

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