ロヒンギャ難民キャンプで徴兵再開

【ローカル】【政治】【社会】 2024530

 ミャンマー軍は5月27日、ラカイン州シットウェのロヒンギャ難民キャンプ10か所で徴兵を再開した。

 難民キャンプ関係者によると、ミャンマー軍はシットウェ市内のテッケーピン、オウンドージー、バーサーヤ、ダーパイン、テーチャウンなどのロヒンギャ難民キャンプ10か所に、18歳から30歳までの男性35人を徴兵対象者として選定するよう強要。応じない場合は国際機関からの食糧援助を打ち切ると脅しているという。

 これまでミャンマー軍は、3月に1,000人、4月に300人をロヒンギャ難民キャンプで徴兵しており、今回が3回目。徴兵されたロヒンギャは、ミャンマー各地で発生している戦闘の最前線に送り込まれているという。

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