「銀行不安は焦げ付きが原因」軍評議会報道官が発表
【政治】【社会】【経済】
2021 年 7 月 16 日
ミャンマー国内で起きている銀行不安の問題について、軍評議会は多額の焦げ付きが原因であると発表した。7月12日に行われた記者会見で軍評議会報道官のゾー・ミン・トゥン少将が発表したもので、国営新聞Myanma Alinnが16日に伝えた。
ゾー・ミン・トゥン少将は「預金の引き出し制限は当面撤回する予定はない。(前政権時代の)2019年~2020年にかけて融資された貸付の中で返済不能となった多額の焦げ付きが発覚したからだ。7月末から8月にかけて解決する見込みで、8月には引き出し制限の問題はある程度解消されるだろう」と説明している。
前の記事 : タイとの越境貿易額、微減も収支は大幅黒字