【TOP対談】ミャンマーの先輩に問う!|日本語情報誌 ミャンマージャポン

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【TOP対談】ミャンマーの先輩に問う!

MYANMAR JAPON代表の永杉がミャンマーの第一線で活躍するリーダーと対談し、"現代ミャンマー"の実相に迫ります。

<第46回>mntv 社長 ナン・マウ・ラウ・サイ氏


今回のテーマ ミャンマーの巨大メディアグループで躍動する女性社長

ナン・マウ 氏[Daw Nan Mouk Laung Saing]

mntv President
1965年生まれ。ヤンゴン大学理学部卒業。
2009年10月 10日、Shwe FMラジオ、mntv(Free to Air)、Channel 9(Free to Air)の社長に就任。

 

 

ミャンマーも日本のように規則の行き届いた国になってもらいたいです

約10チャンネルを持つ巨大メディアグループ

永杉 本日は、お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。まず、ミャンマー最大の民間メディアグループであるシュエタンルイングループについて、改めてご紹介いただけますでしょうか。

ナン・マウ シュエタンルイングループは、Set Top Box(SKY NET などを視聴するための機械)で放送する番組とFree to Air があります。Set Top Box では、NHK のようなニュース番組を観ることができます。 私が主に携わっているのは、Free toAir のmntv、Channel 9です。また、Set Top Boxでは映画、ニュース、スポーツなどを放送しています。mntv とChannel 9では、生放送で視聴率の一番高い「MYANMAR IDOL」といった人気番組も手がけ、他には、Shwe FMラジオなどもあります。

永杉 実は今、日本人の間ではmntvが有名です。なぜならば「The JAPAN BRAND」を毎週放映し、毎月「MYANMAR JAPON +plus に掲載されているからです(笑)。それにしても、これだけのチャンネルを管理されていたらさぞかしお忙しいのではないでしょうか。

ナン・マウ 確かに忙しいです。しかし、経営者は常に思考するだけではなく、行動することが大切です。アクションすることにより、私は持ちうる時間を価値あるものにしたいと考えています。

永杉 おっしゃる通りです。経営者は特にそうあるべきだと私も思います。ところで、シュエタンルイングループの現在の問題や課題は何でしょうか。

ナン・マウ どのような企業もそれぞれ問題を抱えていると思いますが、弊社でいえば例えば急に決まる生放送。スタッフも機材も短時間で用意しなければなりません。自信を持って、将来のビジョンを明確にし、万全の注意を払うことができれば、最良の結果が待っているはずです。

日本のイベントを主催するmntv

永杉 先日開催された「ジャパン・ミャンマー・プエドー2017」では、たくさんのミャンマーの方々が来場されました。大成功だったのではないでしょうか。

ナン・マウ おっしゃる通りです。mntv が、ジャパン・ミャンマー・プエドーを生放送したのは今回で3回目になりますが、mntv も本気で取り組んできましたし、ミャンマー人にも日本人にも気に入っていただけたと思います。mntvと皆さんが協力できたからこそ、最高のイベントになったのでしょうね。

永杉 ジャパン・ミャンマー・プエドーに限らず、今後mntv がさらなる成功をおさめるために、どのような経営計画をお持ちでしょうか。

ナン・マウ さまざまなプロジェクトがありますが、mntvはこれまでとは異なる新しい展開を考えています。当グループが仕掛けるのは、独創的であり、感動的なプロジェクト。それを実現させるべく、日々努力しています。もちろん、永杉さんが手がけるThe JAPAN BRANDとの提携も喜ばしいことです。

永杉 ありがとうございます。我々もmntv のプロジェクトのご成功をお祈り申し上げます。
 日本に関するTV 番組の放映やイベントを開催されているわけですが、日本に対する印象は正直なところいかがですか?

ナン・マウ 日本を初めて訪問した時、日本人があらゆる規則を守るということに感動しました。例えば、ゴミの捨て方だけでもルールがあります。また、日本人の真面目さも印象的であり、駅に向かって歩いている足音が一様で、まるで皆の心が一つになっていると感じましたね。

永杉 ミャンマー人の本質も真面目な国民性だと思います。さて、多くの日本企業がミャンマーに関心をもっていますが、日本企業に対する印象はどのようなものでしょうか?

ナン・マウ 日本は先進国であり、国民は賢く、あらゆることが整然と規則正しく、安心感もあります。うれしいことに、ミャンマーでは最近、品質の良い、本物の日本ブランドを購入することができるようになりました。ただ、価格が少し割高なので、一般の方が購入可能な価格で製品を提供できれば、日系企業もミャンマーで成功すると思います。

永杉 そのような評価をいただき、日本人の私としてもうれしい限りです。日本企業のOJI やACECOOK の製品がティラワ工業団地で生産され始めます。日本ブランドでも手軽な価格のミャンマー製品が、まもなくミャンマーの皆さんのお手元に届くはずです。ところで、ビジネスとして日本の企業と合弁を組むことにご興味はありますか。

ナン・マウ もちろんメディアの提携なら興味はあります。我々の事業はテレビ番組やCMの制作、放映、そしてコンサートなどのイベント事業です。これらの点でアライアンスを組むことができるかどうかだと思います。

永杉 おかげさまで私どもミャンマージャポンも、情報誌やインターネットメディアだけではなく、シュエタンルイングループのTV メディアとの協業で、多少なりとも日本企業のお役に立てていると思います。日本にはテレビ局だけでなく、優秀な制作会社や広告代理店など関連企業がたくさんあるので、きっと御社にマッチングする企業もあると思います。

日本文化に近いミャンマーの文化

ナン・マウ 日本の文化は、ミャンマーの文化にとても近いと感じます。日本人は心が温かく、話し方も丁寧なので、ミャンマー人と近い部分を持っていますね。両国はいずれも礼儀正しい国民だと思います。

永杉 確かにミャンマーの方も心が温かくて礼儀正しい人々ばかりです。私も同感です。本日はシャン州ご出張のお帰りのとてもお忙しいところ、インタビューにご対応いただきありがとうございました。これからもシュエタンルイングループのご発展を祈念しております。

永杉 豊[NAGASUGI YUTAKA]

MYANMAR JAPON CO., LTD. CEO
ビジネス情報誌「MYANMAR JAPON BUSINESS」、生活情報誌「ミャンジャポ!」、英語・緬語ビジネス情報誌「MYANMAR JAPON + plus」発行人。ショールーム「The JAPAN BRAND」主宰者。日緬ビジネスに精通する経済ジャーナリストとして、ミャンマー政府の主要閣僚や有名企業オーナー、訪緬された日本政府の要人などと誌面で対談している。ミャンマービジネスの支援や投資アドバイスも務める。一般社団法人日本ミャンマー友好協会副会長、公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会特別委員、ヤンゴン和僑会代表。

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