【特集1】2016年はこうなる! ミャンマー経済通が徹底討論

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【特集1】2016年はこうなる! ミャンマー経済通が徹底討論(2)

運命の総選挙を経て、政権交代を選んだミャンマー国民。アウン・サン・スー・チー議長率いる国民民主連盟(NLD)による政権運営は2016年のミャンマー経済にどう影響を与えるのか、また、懸念される貿易赤字やインフレはどうなるのか。新興国経済に詳しい大和総研の佐藤清一郎主席エコノミスト、長年ミャンマーで生活し現地の政治経済に精通する武蔵富装の池谷修ミャンマー支店長、ミャンマー出身で若者の動向に詳しいチェルモの高瀬智也(チョー・へイン・ハン)CEO とともに、徹底討論した。

(司会は本誌編集長)
チャット相場は下落予想

――ここでみなさんに、ミャンマーでビジネスをする際の最大の関心事のひとつ、2016年末のチャット相場を予想して、フリップに書き込んで頂きたいと思います。今年は大きく下落して、12月上旬現在では1ドル= 1280Ks台で推移していますね。私としては、チャット安は構造的な問題と考えていますので、来年も下落が続き、50%の確率で1ドル= 1500Ks を超えるのではないかと思います。池谷さんは「50%の確率で1430~1460Ks」とだいぶ細かい予想ですね。

池谷 はい、この1年で25%~30%くらい下がっていますが、これは急激すぎると考えています。現在のチャット相場は歴史的にみても、一番安い水準に近づいています。一方で、貿易赤字は短期的に好転する要素がありません。こういうことを考え、1割程度の下落という予想です。

佐藤 経常赤字の拡大と高インフレ率の是正の可能性は小さいので、通貨は下落します。天然ガス価格も安いですし、ミャンマーの農産品も高くは売れませんから、貿易不均衡は続きます。米ドル自体の相場にも左右されますが、70%の確率で1500~1800Ks の水準になると考えています。来年あたりはまだ大丈夫でしょうが、再来年は1ドル= 3000Ks くらいまで行くかもしれません。

高瀬 政治的な安定を願う意味もあり、1ドル= 1400Ks 台の水準と思います。

ネットビジネス元年到来なるか

――これまで国レベルの経済の話をしてきましたが、ビジネスに話を移したいと思います。2016年にミャンマーで流行るもの、もしくは有望なビジネスは何でしょうか。本誌2015年7月号で特集した「ミャンマー版ヒット商品番付」では、東の横綱が「トヨタ車(中古)」、西の横綱が「SIM カード」となっており、ほかにも「フェイスブック」や「ギャラクシー」といったスマートフォン関連が並びました。

 

池谷 SIMカードは来年も普及が進むのではないですか。ミャンマーの新規加入者数は、インド、中国、米国に次いで4位だそうです。携帯を使うことが現代的でかっこよく、しかも車よりも簡単に手に入るステータスの代表になっています。低所得層に広がっていくでしょう。

高瀬 携帯の普及は、地方のほうが顕著で「テレビはなくても携帯はある」という状況が生まれていますね。ただ、まだミャンマー人は携帯やインターネットの使い方がわかっておらず、「インターネットとはフェイスブックのことだ」と思っている人もいます。ダウンロードにお金がかかると言って、せっかく買ったスマートフォンにアプリをいれない人も少なくありません。
 これは、ネットの速度が遅いことや料金が高いことが一因ですが、速度や価格は改善しており、2016年にはネット関連ビジネスが花開くと思います。多様なアプリを使いこなす若者も増え、IT 業界で新ビジネスが生まれてくるのではないでしょうか。

佐藤 私は、NLD政権に敬意を示して、米国関連のものが流行るのではないかと思いますね。選挙が終わり制裁解除の環境も整いましたし、米国企業が大挙してやってきます。 来年かどうかはわかりませんが、スターバックスやマクドナルドなどがある風景がヤンゴンでもみられるようになるのではないでしょうか。

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