激動の中から新たな潮流が生まれる Myanmar DX Begins

今や企業の情報戦略に欠かせないERP(Enterprise Resources Planning)。スタッフ管理から給与計算など高度なHRシステム「バモール」を分析し、その多岐に渡る機能をクローズアップ。導入企業も増えており、ぜひ注目してほしい。

“ひとり社長”の気苦労を軽減
導入検討企業、実績も増加中

 下記の図の通り、出退勤から給与計算、レポート提出、銀行入出金、自動車予約など、オフィスに関わる管理の手間を大幅に削減する同社オリジナルソフト。導入実績企業は20人から800人規模とそのレンジは広く、仮に20人分の記録をノートやエクセルに記入し、さらにそれらの数字をまとめるだけでも苦労は想像できるだろう。また、出退勤を完全自動化するため、不正を防げることもメリットであり、“ひとり社長”の気苦労も軽減する。専用アプリによってスマホでの操作も可能で、利便性が高い仕様となっている。

 すでに日系企業でも導入実績があり、今やミャンマー企業からの引き合いも増えている。導入した企業からは「大幅に工数を削減できた」と高い評価を得ている。

企業に合わせた柔軟なカスタマイズ、大幅な工数削減

弊社は以前タイムカードシステムを使っていましたが、従業員が増え、手作業での集計に限界を感じていたところ、指紋認証によるHRシステム「バモール」の提案を受けました。弊社HR規則に合わせたカスタマイズを柔軟に対応いただき、各種マスター(勤怠、手当、休暇)から月次の報告書が作成されるとともに給与計算を数時間で行えるようになり、労務管理の大幅な工数削減を実現。給与の振り込みも「バモール」から行っています。今後は、従業員の健康管理、従業員管理を導入したいと考えております。

Denso Industry Yangon Ltd.
代表取締役 宗像正勝