ミャンマー軍の空爆、98%がネット遮断地域で実施
【政治】【社会】
2026 年 7 月 15 日
ミャンマー国内の通信状況を監視する民間団体ミャンマー・インターネット・プロジェクト(MIP)は7月14日、2026年4~6月にミャンマー軍が実施した空爆は520回を超え、このうち約98%がインターネットを遮断した地域で行われたとする報告書を公表した。
報告書によると、空爆が最も多かったのはチン州の122回で、ザガイン管区101回、ラカイン州98回と続いた。これら3地域で全空爆の約62%を占めており、いずれも激しい戦闘が続く地域となっている。また、空爆はヤンゴン管区を除く13の管区・州の計87郡区で確認された。このうちザガイン管区では20郡区が攻撃を受け、最も広範囲に被害が及んだ。これらの空爆により、女性58人、子ども41人、高齢者15人を含む少なくとも314人の民間人が死亡したとみられる。
MIPは、インターネット遮断によって住民が空爆に関する警報や情報を得にくくなり、被害が拡大している可能性があると指摘している。


