国連がミャンマーの人道危機に警鐘 支援拡大訴え

【国際】【政治】【社会】 2026708

 国連のステファン・デュジャリック報道官は7月6日、ミャンマーは世界で最も深刻な人道危機に直面している国の一つだとの認識を示し、国際社会に支援の拡大を呼びかけた。

 同報道官はニューヨークでの記者会見で、中部マグウェ管区パコック郡区での戦闘激化に深い懸念を表明。7月2日以降の軍事作戦により、男性、女性、子どもを含む2万人以上が避難を余儀なくされたほか、5月以降の累計避難者数は約8万人に達したと説明した。一方で、紛争地域では人道支援物資の搬入が依然として困難な状況にあるものの、国連と支援機関は現地のニーズを把握し、必要な支援を届けるための活動を続けているという。

 報道官は、すべての当事者に対して民間人の保護と国際人道法の順守、安全かつ持続的で妨げのない人道支援活動を保障するよう求めた。さらに、ミャンマーでは1,600万人以上が人道支援を必要としており、このうち380万人近くが国内避難民となっていると説明。人道支援関係者は命を救うための活動を続けているものの、必要な支援は依然として利用可能な資源を大きく上回っていると指摘した。

 2026年の人道対応計画では、必要資金8億9,000万米ドル(およそ1,433億円)のうち、確保できたのは4割強にあたる3億8,700万米ドル(およそ623億円)にとどまっているという。

© DVB Burmese News

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