ミャンマー紛争の死者10万人突破 国際団体集計

 武力紛争の記録・分析を行う国際団体「ACLED(Armed Conflict Location & Event Data)」は7月1日、2021年2月の軍事クーデター以降、ミャンマーで続く武力紛争による死者が累計10万人を超えたと発表した。  ACLEDの最新集計によると、2021年2月から現在までに戦闘や空爆、その他の紛争関連の暴力で死亡した人は計100,114人に達した。公式の死者統計は公表されていないが、研究者らは現在のミャンマー内戦を「アジア地域で最も死者が多い武力紛争」と位置づけている。  ACLEDによると、国内では 1,200以上の武装組織が活動しており、「世界で最も組織が入り乱れる武力紛争」と分析している。2023年後半には、一部の少数民族武装組織と抵抗勢力による協調攻勢で軍政側は大きく後退したが、その後は中国の支援や一部武装勢力との停戦合意を背景に、軍政側が戦況を立て直しているとみられる。