民主派NUG、ASEANに軍政選挙の不承認を要求
【国際】【政治】
2026 年 5 月 13 日
民主派の国民統一政府(NUG)は5月12日、東南アジア諸国連合(ASEAN)に対し、軍政が実施した総選挙を承認しないよう求めるとともに、軍による市民への暴力停止に向け「明確かつ拘束力のある時間軸と基準」を設けるよう要求した。
NUG外務省が発表した声明によると、「責任追及の仕組みが伴わなければ、市民保護の呼び掛けは実効性を持たない」と警告。武力衝突が続き、多数の政治犯が拘束された状況下で実施された選挙について、「民主的正統性も国民代表性も存在しない」と強調した。その上で、ASEANに対し「自ら掲げる原則と矛盾する一方的な政治プロセスを承認すべきではない」と訴えた。
一方、政治犯の一部釈放については一定の評価を示したものの、ウィン・ミン大統領の釈放や、アウン・サン・スー・チー国家顧問の移送に関する情報は「依然として不透明で詳細の確認が出来ない」と指摘。包括的な政治対話実現には、すべての政治犯の即時かつ無条件の釈放が不可欠だと主張した。
また、ASEANが実施する人道支援について「政治的に利用される恐れがある」として、NUGや少数民族武装組織(ERO)と直接調整するよう求めた。

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