ASEAN議長声明、ミャンマーの暴力停止と政治犯釈放要求
【国際】【政治】
2026 年 5 月 11 日
東南アジア諸国連合(ASEAN)は5月9日、フィリピン・セブで開かれた第48回ASEAN首脳会議に関連し、ミャンマーで民間人に対する暴力を直ちに停止し、拘束されている受刑者を釈放するよう求める議長声明を発表した。
声明では、ウィン・ミン前大統領を含む4,000人超の恩赦や、追加の1,500人超の釈放、さらに国家顧問アウン・サン・スー・チー氏の住居移送について「前向きな動き」と歓迎した一方、残る拘束者の釈放を改めて要求した。
ASEANはまた、ミャンマー国内で紛争が激化し、人道状況が悪化していることに「深刻な懸念」を表明。ASEANの「5つの合意」履行についても進展が限定的だと指摘し、引き続き同合意を危機解決の主要枠組みとして維持すると強調。軍政が実施した総選挙についてはASEANとして承認の有無に関する統一見解は示されず、「留意した」との表現にとどまった。
フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は記者会見で、「ミャンマー問題の解決に向けた進展が極めて遅いことにASEAN首脳らは失望している」と述べた。

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