スー・チー氏を住宅に移送、拘束継続

【政治】 2026501

 ミャンマー軍政は4月30日、国家顧問のアウン・サン・スー・チー氏を首都ネピドーの刑務所から指定の住宅へ移送し、軟禁下で残りの刑期を執行すると発表した。国営メディアが報じた。

 人道的配慮を理由に刑事訴訟法の規定に基づき措置したとしているが、移送先の所在地など詳細は明らかにされていない。

 同日、恩赦措置の一環として刑期の一部減刑も適用された。過去の減刑と合わせ、残り刑期は17~18年とみられる。ただし、今回の措置は釈放ではなく、拘束状態は継続される。

 2021年2月のクーデター以降、スー・チー氏は外部との接触が厳しく制限され、弁護団との面会も認められていない状況が続いていた。家族や支援者からは健康状態や生存確認を求める声が強まっており、今回の対応には国内外の批判を和らげる狙いもあるとみられる。

国営メディアが公開したスー・チー氏の近影とみられる写真
© MRTV

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