ミャンマーで新型コロナウイルスワクチンの接種開始

【政治】【新型コロナ】【社会】 2021127

 保健・スポーツ省は、1月22日にヤンゴン国際空港に到着したインド製の新型コロナウイルスワクチンの接種を開始したことを明らかにした。MYANMAR TIMESが伝えた。

 同省の発表によると、最優先とされる医療従事者や医療ボランティアには1月27日から、次いで連邦政府関係者、連邦議会関係者に、2月5日からは高齢者や基礎疾患者を優先にミャンマー全土で一般向けの接種を進めるという。

 今回のワクチンは「Covishield」という名称で、インド血清研究所が製造したものをインド政府が150万回分(75万人分)無償供与した。同研究所で生産されているワクチンはオックスフォード大学とアストラゼネカ社が共同で開発したもの。ミャンマー政府は、インド血清研究所から3,000万回分(1,500万人分)のワクチンを購入する契約を締結している。

ヤンゴン国際空港を出発するワクチン輸送のトラック ©MYNMAR TIMES

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