【特集1】♪レッツエンジョイ♪M-POPミャンマーポップス

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【特集1】♪レッツエンジョイ♪M-POPミャンマーポップス

二大潮流は、ロックとヒップホップ

 ミャンマーでもっとも人気の大衆音楽といえば、ロックとヒップホップだ。特にロックは、1980 年代から幅広い世代に親しまれてきた。ミャンマーロック最高峰のバンド「アイロンクロス」は、1991 年に結成。アジアNo. 1の呼び声も高い超技巧派ギタリスト、チ・サン・マウンも所属する。ヒットを連発させてきた彼らだが、固定のボーカリストはいない。現在はレイ・ピューやミョー・ジーら4名のロックシンガーと、個々にユニット活動をしている。

 一方、ヒップホップは90年代に広まり始めた。なかでもサイ・サイ・カウン・ラインは、2000 年代初頭から活躍。「彼を知らない若者はいない」とも言われる国民的スターだ。オリジナル曲も多く、俳優や小説家などマルチな才能を発揮する。

 近年は、TV のオーディション番組でブレイクする実力派の歌手も少なくない。本誌7月号の「ミャンマー版ヒット商品番付」で紹介したニー・ニー・キン・ゾーもその1人。ユーチューブの投稿がきっかけでデビューする歌手もおり、新たな才能の登場が期待される。


「誰も真似できない作品つくる」

 アメリカのヒップホップとラップに夢中の10 代を送ったター・ソー。「60、70 年代に抑圧されていた黒人達がラップに込めたメッセージが、当時の自分の状況と重なって見えた。僕も自由を欲し、海外の新鮮な空気を吸いたかった」
 ヒップホップグループのメンバーとしてデビューし活動していたが、2001 年にイギリス留学の道を選ぶ。SAE インスティテュート・ロンドンでオーディオ・エンジニアリングを専攻した。当時のロンドンは、エレクトロ・ハウス系の音楽が大流行。そのテンポを肌で感じた彼は、幼い頃に身近で聴いていたナッ神(精霊)崇拝の音楽に似ていることに気づく。
  「数ある伝統音楽のほとんどはゆっくりした調子だけど、精霊崇拝の曲だけはアップテンポなリズムなんだ」

 この2つをミックスしたら面白くなる、その直感が、現在の楽曲創作へとつながった。 「伝統音楽の記録を探したのだけど、ミャンマーには残っていなかった。それが思わぬ場所で見つかった」
 古代の美術品などを所蔵するロンドンの「ビクトリア& アルバート博物館」だ。そこにはなんと、1878 年からのミャンマー音楽に関する貴重な記録が保管されていた。
 「驚いたことに、イギリスは植民地の伝統音楽までも詳細に調査していた」
 彼は貪るように資料を読み漁り、記録した。次々と新曲のアイデアが浮かんだ。気づけば、資料の調査に5 年を費やしていた。帰国後の2006 年、新ジャンルの開拓に挑んだアルバム「Yaw Tha Ma Mhwe」を発表。精霊崇拝の伝統音楽とハウスミュージックを融合させた独自の世界観は、国内外で注目を集めた。作曲、作詞のほか、レコーディング後の編集なども自分でこなす。 近年は音楽活動の傍ら、尽力するのが海賊版防止の啓蒙活動だ。ミャンマー音楽協会の幹部を務め、音楽家の権利を守るため奮闘している。海賊版業者を相手に訴訟を起こして、画期的な勝訴も勝ち取った。

 「ただ、その業者は賠償金を払わずそのまま逃げた(笑)。残念ながら、ミャンマーでは著作権や知的財産権への意識は薄く、教育も不十分。変えるには政府の協力が欠かせない。政府は自分で作ったルールを守る努力をするべきだ」
 自分の力で新分野を切り拓いてきた彼は、ミュージシャン仲間にも苦言を呈す。
 「海外のコピー曲ばかりを歌うのは創作とは言えない」
 ミャンマー音楽協会では、主要都市に支部を立ち上げ、海賊版撲滅活動を強化する予定という。こうした活動に携わるのは、ミャンマーの音楽産業を世界に通用するようにしたいという思いからだ。
 「ミャンマー音楽産業の可能性は大きい。将来必ず成長を遂げるだろう」



 

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