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ヤンゴン・シュエ・スタイル(Yangon Shwe Style)はヤンゴン在住の女性の目線から情報発信するために生まれました。女性情報局員が毎月お役立ち情報をお伝えします。

春は別れと出会いの季節。ヤンゴンに転勤になったが子どもの学校はどうしよう、そんな悩みを抱える人もいるはず。ミャンマーで子育てをする情報局員と特別ゲストが覆面の座談会形式で本音を語った。

 

[第11回]教育を語る覆面座談会

家族の方針で選択

――ヤンゴンで日本人の子どもが通うのは、大使館付属のヤンゴン日本人学校か、いくつかあるインターナショナルスクールが多いですね。皆さんはどうして今の学校を選んだのですか。

Aさん 「うちは、下の2人は日本人学校に行き、高校生の長男はインター高校に通っています。主人は義務教育の間は日本人学校ということと、家族は一緒に暮らすべきという考え方なので、このスタイルになりました」

Bさん 「我が家は娘の高校を機に帰国します。もともと中学の途中まで日本で過ごしていて、ヤンゴンに転勤してからは日本人学校に通っています。高校受験がすぐに来るのをわかっていてヤンゴンへの転校した理由は、娘がお父さんと一緒にいたいと言ったから。進学問題とは別に家族が一緒にいることも大切ですから」

Cさん 「主人の会社では各国3年までと決まっているので必ず一度日本へ帰ります。ですので、3 人の子どもがいますが、みな日本人学校です。会社の教育手当も現地の日本人学校の金額が基本ですから」

インターで次の転勤に供え

Dさん 「海外での転勤が続く家庭は、どうしてもインターになりますね。ヤンゴンの前がシンガポールだったこともあり、自然とインターになりました。ヤンゴンのどのインターにするかは、各校のHP を見て、国際バカロレア教育に近いカリキュラムの学校を選びました。バカロレアは国際的に通用する大学進学へのルートを確保する教育で、他国へ行ったときも編入がしやすいのです」

Eさん 「うちも、転勤の関係で小3の子どもがインターです。でも、インターで育った子は日本の学校に戻れないともいえそうですね。インター出身の子ははっきりとものをいう性格になります」

Aさん 「インターの子だけが、日本の子とギャップが生まれるとは言い切れないと思います。日本人学校で育ってもあります。子供も、帰国に備えての危機感はあるようですよ。子供なりに、日本にはいじめがあることや競争が激しいことを知っているのですから。高校生になれば、自分ができていますからインターでも日本人学校でも大丈夫なんですよ。でも、小中学の間にインターから日本の学校はむずかしいんじゃないでしょうか」

Fさん 「日本人学校の幼稚部に年長の男の子がいるのですが、小学校へ上がるのを機にインターにするかどうか迷っています。比較的おとなしい息子にインターの積極性を育てる教育がいいと考えたんです。ただ、英語や環境が嫌なのではなく、単純に今の友達と離れたくないという理由でインターは嫌だというんです」

Bさん 「海外の日本人学校の長所は、みんな絆がある。とにかく仲がいいんですよね。ヤンゴンで特別な時期を共に過ごした経験は、一生の友だちを作りますから」

Gさん 「夫がミャンマー人なので、インターでもミャンマー人の多いところに入れました。はじめ、他の幼稚園へ行かせていましたが、そこで子供が同級生に噛まれるという事件が起きたんです。幼稚園に理由をきいてみると、“好きだから噛んだんです” という回答。納得できないです。すぐに今のインターに転校しました」

計算機を使えるインター

――インターと日本人学校とはどう違うのでしょう。

Eさん 「習う順番が違います。掛け算はインターの場合、1 年生からやります。それも、5 の段から。インターの教育はアメリカ式のところがあり、合理的です。試験のとき計算機の持ち込みが可能なんです。それで、考える力がつくのかと疑問に思う方もいるかと思いますが、その分ディスカッションが多い。自分の考えをはっきりと、しっかり考えて発言するのです。参加する授業ですね」

Gさん 「うちの年中の子は4 歳で、中国語を習っていますよ。富裕層のミャンマー人の多い幼稚園で、ミャンマー語か中国語の選択で習います。我が家は夫をはじめメイドさんなどミャンマー語に触れることが多いので中国語を選びました。漢字もかなりわかりますし、英語のスペリングもかなり勉強している。勉強はハードですね」

Dさん 「合理的な学習とディスカッションの多い授業のインター出身の子は日本に帰ると積極的に先生に質問する。ところが、先生にも答えられない話はある。すると、先生はこの生徒はしつこいとなってしまいます。それが、心配なんです。ですから、帰国時に体験で3 週間、日本の学校に通わせました。これが上履き、これが制服、これが体操服という説明だけでどうしてこんなにルールがあるのかと泣き顔。でも、子供はすぐ順応してくれて、給食がおいしかったらしくママのお弁当はいらないというぐらいに(笑)」

Hさん 「うちの小1の長男は、ヤンゴンでしか体験できないことをさせようと考えて、日本人学校からインターへ編入したのですが、英語には苦労しました。教科書のどのあたりがわからないのだろうと気にしても、インターは教科書を持ち帰れないのです。教科書はすべて貸し出しで、使った後に学校へ返納するのです」

Aさん 「高校から、インターに行った長男も英語学習になるので、一学年下げての入学になりました」Bさん「一番の違いは、何と言ってもカリキュラムじゃないですか。日本人学校は、日本の教育に則している。道徳の授業や、部活もありますからね。ヤンゴンでは校歌を歌う朝礼もあるし、掃除の時間もあります」

Bさん 「一番の違いは、何と言ってもカリキュラムじゃないですか。日本人学校は、日本の教育に則している。道徳の授業や、部活もありますからね。ヤンゴンでは校歌を歌う朝礼もあるし、掃除の時間もあります」

――学費はどのくらいかかりますか。

Fさん 「日本人学校では、授業料と教材費などもろもろ含めると月々500ドルぐらいになります」

Dさん 「インターは、幼・小・中・高によりますが年間1 万ドルは考えないといけないですね」

塾で作文や英語習う

――塾や習い事には行かせていますか。

Hさん 「うちは、ドレミファミリークラブの作文のクラスをとっています。インターに通っていても、日本語力もつけなければなりませんから」

Dさん 「この間、小学3 年生のうちの子が台所という言葉を知らないことに気づいて驚きました。以降、我が家ではキッチンと言ってはいけないというルールを作ったぐらい。なぜか、20 日と8 日も覚えられないみたいです。日本語は意識して教えるようにしているつもりなのですけど、作文は難しいので塾で習っています」

Aさん 「日本人学校を選択した子供は英語の塾に行くことが多いですよ。年長の長男には英語のクラスへ通わせています。日本の英語塾と違って、発音法のフォニックスもきっちりと指導してくれます」

Cさん 「英語圏ではないので、幼少時から英語を習わなくてもいいかなと思っています。逆にヤンゴンで手の届きやすい乗馬などを習っています」

Aさん 「日本語学校に通う小学生の子には駿台ヤンゴン校に通わせています。子供の勉強以前に、駿台の持つ日本の受験の情報量が多いという点。日本を離れているだけに常に情報は持っていたいですから」

Dさん 「生きた情報は本当に大切です。帰国子女への対応ができている学校と、正直、帰国子女を疎む傾向にある学校があることは事実ですから」

座談会を終えて

ヤンゴン在住日本人の各家庭では、それぞれの事情や考え方で学校を選択しているようだ。大切なのは、事前によく調べ、家庭の教育方針に近い学校を選ぶこと。また、学校と緊密にコミュニケーションをとることも重要だろう。



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